2005年01月17(月)
検証! iTunes4 for Windows インストール
ゆうべ、途中まで書いたのに、電子レンジを使ったら、
またヒューズが切れて、必然的に強制終了。(泣)
そんなわけで、もう一度書き直しです。
とりあえず、WindowsにiTunes4をインストールしてみることにしました。
といっても、私はWinマシンを持っていないので、
私のMacに入っている、Virtual PCというエミュレーターソフトを使用します。
Virtual PC とは、PCのデスクトップ上に、架空のパソコンがあるとみせかけて、
そこにWindowsのOSをインストールし、Windows用のファイルを実行します。
見かけ上は、Macの画面に別ウインドウが開いて、
その画面は全くのWindowsで、ソフトもすべて、
Windows用ファイルでなければ実行できません。
要するに、Mac上で、Windowsのファイルを実行するためのソフトです。
もちろん、DOS-V版もありますし、
Windows上でMac OSを実行する、Windows版もあります。
私の場合、どうしても使いたいソフトが2つあって、
それが2つ共Windows版しか存在しないので、
この2つのソフトを使うために、Virtual PC が入れてあります。
それではさっそく、iTunes4 for Windows を、
Virtual PC上のWindows XPにインストールしてみましょう。
まず、AppleのサイトからiTunes4 for Windowsのパッケージをダウンロード。
(iTunesのダウンロードは、APPLEのサイトからどうぞ。)
これは、Virtual PC上でもできるのですが、
おそろしく時間がかかってしまうので、MacでDLすることにします。
Macのデスクトップ上にパッケジーをダウンロードした後、
Virtual PCを起動します。
XPが起動したら、Macのデスクトップから、XPのデスクトップに、
iTunes4 for Windows のパッケージをドラッグ&ドロップ。
これで、XP のデスクトップに、パッケージがコピーされました。
さっそく、iTunes setup.exeのファイルをクリック。
ちなみにWindows版は、クイックタイムも一緒にパッケージされています。
私のVirtual PCには、クイックタイムがすでに入っていたのですが、
問題なく、上書きインストールされた様子。
というわけで、無事インストール完了!
さっそく使ってみます。
あ、インストールする時に、音楽ファイルの再生には必ずiTunesを使用するかどうか
とういう項目があるので、チェックボックスにチェックを入れておきます。
iTunes for Windows の画面は、Mac版とほぼ同じ。
スクロール・バーが、Mac OS X 用の、アクアブルーですね。
このアクアブルー、以外と気に入ってます。
CDの読み込み(右上)部分が、Win版は、「インポート」となっています。
上部ツールバーの、「詳細設定」にマウスを持っていくと、
インポート(読み込み)が、デフォルトで「AACエンコーダ」になっているのがわかります。
iPodを使うなら、このままでもかまいませんが、
一応、エンコード方法を変更してみましょう。
Macの場合、「環境設定」という項目で、すべて操作するのですが、
Windowsにはこれがありません。
なので、左から二番目の「編集(E)」をクリックしてみます。
ちょいと、PCの画面をスクリーンショットで撮影してみたので、
その画像をご参考に。
「編集」をクリックすると、一番下に「設定」という項目があるはずです。
ここをクリックすると、下のようなウインドウが開きます。
これの、「インポート」をクリックすると、同じ画面になるはずです。
そして、「インポート方法」という部分が、
たぶん「AACエンコーダ」になっているはずなので、
右側の、ブルーの□にvの入った部分をクリックします。
すると、AIFF、WAV、MP3等を選べるようになっていますので、
目的にあわせて変更します。
その下の部分では、音質を設定できます。
当然のことですが、高音質に設定すれば、読み込まれたファイルのサイズは大きくなります。
次に、「ディスク作成」をクリックしてみましょう。
こんな感じです。
私のPCはメモリ容量が少ないため、Virtual PCからMac本体に情報を送る部分に
やたら時間がかかって、ハード類を認識するのにも時間がかかります。
この画面を見ると、「デバイス」のところで、
本体のCD-RWドライブを認識していないようです。
これが、Windowsマシンで、ディスクドライブがiTunesに対応したものなら、
製品名が表示されると思います。
ちなみに、↓は、Mac用のiTunesの設定画面です。
内蔵ドライブ(SONY)も、外付けのロジテックのDVD-RWドライブ(PI0NEER)も、
どちらも認識しているようです。
ここに製品名が表示されていれば、iTunesでディスクを作成することができます。
では、せっかくなので、ディスク作成方法もちょっとご紹介。
まず、「ディスクフォーマット」ですが、ここは重要です。
MP3に変換した音楽ファイルを、ディスクに保存しておきたいというのが目的なら、
「MP3 CD」にチェックを入れます。
おとといご紹介したように、iTunesでディスクを作成する場合、
音楽ファイル(音楽CD)読み込み→プレイリスト作成→ディスク作成
という形になります。
簡単にいうと、プレイリストさえ作ってしまえば、
あとは「ディスク作成」をクリックするだけなのです。
プレイリストは、自分のPCの中にある音楽ファイルを、
iTunesのプレイリスト画面にドラッグ&ドロップするだけです。
もし、CDのコピーをしたいだけなら、ディスクのアイコンをプレイリストにドラッグすれば、
自動的に読み込んでくれます。
そこで重要なのが、「インポート方法」と「ディスクフォーマット」
CDをまるごとコピーして、自分のCDラジカセとかでも聴きたいというなら、
市販のCDと同じファイル形式でコピーする必要があります。
この場合、「インポート方法」は「AIFFエンコーダ」。
ディスクフォーマットは「オーディオCD」にチェックをいれます。
これで先ほどのように、iTunesを起動して、
ファイルメニューから「新規プレイリスト」を選択すると、
プレイリスト画面が表示されます。
ここに、コピーしたいCDのディスクアイコンをドラッグすると、
自動的に読み込んでくれるはずです。
自動的に読み込まない場合は、iTunesでCDを表示させて、
右上の「インポート」をクリックします。
インポートした音楽ファイルは、マイミュージック フォルダの「iTunes Music」の中にあります。
このファイルを、プレイリスト画面にドラッグするだけでOK。
さて、続いてMP3 CDの作成。
こちらは、「インポート方法」を、MP3に設定しておきます。
あとは、お持ちの音楽CDを、かたっぱしからインポート。
このファイルも、「iTunes Music」フォルダに存在します。
しかも、アーティスト名の入っているものは、
アーティストごとのフォルダに整理されて入っています!!
ちなみに、アーティスト名やタイトル名が入っていないと、
「不明なアーティスト」「不明なアルバム」という、
怪しげなファイルに保管されてしまいます。(笑)
さて、かたっぱしからMP3に変換したら、次はプレイリスト作成。
曲順等は、わかりやすく整理しておいたほうが良いかと思います。
プレイリストにどんどん曲を追加すると、
ウインドウ画面下に、ファイルサイズが表示されるので、
CD-Rのデータ容量にあわせて、曲数を加減します。
そして、「編集」→「設定」→「ディスク作成」画面ですが、
ここで、「ディスクフォーマット」を、「MP3 CD」に設定します。
こうしておくと、MP3オーディオCDが再生可能なCDプレイヤーで、
このMP3 CD を再生することができるのです。
ただ単に、ディスクにバックアップをとっておきたいだけなら、
データCDで焼いても良いでしょう。
私としては、MP3 CDに焼いておくことをお勧めします。
そんなわけで、CCCDをコピーして作成したCDは↓
いうまでもなく、ご利用は、個人的な使用に限定されます。(笑)
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